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【後編】カップケーキ作りを通して育まれた心と力~集団療育レポート~


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前回の「【前編】みんなで楽しくカップケーキ作り♪~PARCひがしおおさかで行った集団療育の様子をご紹介~ | 訪問看護ブログ | PARC(パルク)」では、活動準備からカップケーキ作りの様子、そして子どもたちの関わり方についてお伝えしました。
今回は、その続きとして、食事・片付け・振り返りの時間や、保護者の皆さまへのフィードバックの様子をお届けします。

「いただきます!」自分だけのカップケーキを味わおう♪

カップケーキが完成したら、みんなでそろって「いただきます!」
自分で作ったカップケーキを前に、子どもたちはとても嬉しそうな表情でした。

  • 「おいしい!」
  • 「これ自分で作ったの!」
  • 「お友達のもすごく上手!」

など、お友達とおしゃべりしながら楽しい食事の時間になりました。

保護者の方に「見て見て~!」と嬉しそうに見せに行くお子さまの姿もあり、“できた!”という達成感や共有の喜びがたくさん見られました。
また、好きな材料をすくってトッピングをする際や、食べる際のスプーン操作を通して、手首の動きやスプーンから落ちないように慎重に運ぶ動作など、手先の使い方を学べる良いきっかけに繋がりました。

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みんなでお片付け!

食べ終わったら、使った道具をみんなで片づけます。

  • 「ぼくが持っていくよ!」
  • 「ふくのやるー!」
  • 「洗い物したい人―?」→「はーい!」

など、自分から行動しようとする姿がたくさん見られました。
役割を持って片付けをすることで、協力する気持ちや責任感、自立心の向上にも繋がっています。

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大きな模造紙に振り返りのお絵描き

活動の最後には、今日の思い出をみんなで大きな模造紙に表現しました。

  • カップケーキの層を細かく描く子
  • たべっこ動物を可愛く描く子
  • 「おいしかった!」「またやりたい!」と感想を書く子

など、一人ひとり印象に残ったことを、絵や文字でのびのびと表現してくれました。
小学生には、タイトルと感想文の記入にも挑戦してもらいました!
「たのしかった」「おいしかった」など、自分の気持ちを言葉にして表現することができました!

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終わりのご挨拶

活動の最後には、みんなでそろって「ありがとうございました!」とご挨拶を行いました。
活動を通して集中力と達成感を感じることができました。

保護者の方へのフィードバック

当日のお子さまやの様子や頑張り、できた事・難しかった事について担当スタッフから丁寧にお伝えさせていただきました。

  • 順番をしっかり守れていました
  • スプーン操作がとても上手でした
  • お友達に優しく声をかけていました

など、その子ならではの成長ポイントをお伝えし、保護者の皆さまと一緒に喜びを共有しました☆

●まとめ

普段は、個別で療育を行っているお子さまたちも、今回の集団療育を通して、たくさんの新しい姿を見せてくれました!
未就学児のお子さまは…

  • 他者と一緒に活動をすることのたのしさ
  • 自分で考えて行動する力、相手を思いやる力

などそれぞれのペースで学ぶことができました。
活動の中では、“材料の順番に入れる”といいう場面で見られた思いやりや、自分から声をかけてリードする姿、年下のお友達に「こうするんだよ」と自然に教えてあげる姿など、子どもたち一人ひとりの成長がたくさん感じられました。
個別療育では、見えにくかった他者との関わりが、集団の中で自然に引き出された事は、私たちのスタッフにとっても、とても嬉しい発見でした!
また、普段なかなか見ることができない食具場面では、スプーン操作の苦手さに気づくことができ、今後の療育に活かせる大切な学びにも繋がりました。

年齢の異なるお子さま同士の関わりは、戸惑う場面もありますが、それを乗り越えて「相談する」「譲り合う」経験ができる、とても貴重な機会です。また、道具の操作やルールの理解、話し合いでのやりとりなど、一つひとつの活動の中に、お子さまたちの成長の場面がたくさんありました(^^)/
これからも、お子さま一人ひとりの気持ちに寄り添いながら「できた!」を見つけられる場でありたいなと思います。

今後も子どもたちが楽しみながら成長できるような集団療育を企画していきます!
次回もどうぞお楽しみに(´-`).。oO

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