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絵カードの活用方法とは?目と耳を使って理解をしよう!

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こんにちは!PARCひがしおおさかです☆
突然ですが、PARCでは、お子さまとそのご家族に向けて毎月「パルクだより」というお便りを発行しています。

パルクだよりとは?

パルクだよりとは、その月にあったイベントやお子さまの普段の様子などを書いたお便りです。お子さまのパルクでの様子やイベントを楽しむ姿を知ってもらえるよう、毎月発行しています。
また、ワンポイントアドバイスとして、おうちでできる療育やお役立ち情報、豆知識などの情報をたくさん掲載していますので、ぜひご家族で見てくださいね。

お買い物中の対応方法

「パルクだより9月号」のワンポイントアドバイスコーナーで「お買い物中の対応方法~絵カードと役割作り~」をご紹介しました。

今回は、その続編になります。

「絵カードってどんな時に使うの?」「他にも使えることはあるの?」と気になった方もいるのではないでしょうか。
今回はその続編で、絵カードの使い方やタイミングなどを分かりやすく紹介していきます。
まずは「パルクだより9月号」記載した記事をご覧ください!

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絵カードを見せることで「理解」できる!絵カードの使い方

絵カードとは、してはいけないことや「こうするんだよ」と口だけではなく目で見て理解をしてもらうために見せるものです。
お子さまも口で言われるだけではなく、イラストを見せることで目と耳の両方に情報が入ってくるので、より理解しやすくなります。
それを続けていくうちに知識がつき、「これはダメ」「こうしたらいいんだ!」とお子さま自身で判断できるようになっていきます。
絵カードの使い方は「パルクだより」にも紹介していますが、今回はもう少し詳細に紹介しますね!

×(バツ)カード

このカードは「ダメ」という意味を表しています。
例えば、スーパーなどで
・商品を触ろうとしては「ダメ」
・勝手に違うところに行っては「ダメ」
ということを伝えるため、お子さまの目の前に「×(バツ)」の絵カードを提示します。

声掛けとともに絵カードでも示すことで、目で見ても「今の行動は『ダメ』だよ」と伝えることができます。

この「×(バツ)カード」は、家でも使うことができます。
例えば、入ってはいけない場所や開けてはいけないところに貼るなど、幅広く使用することができます。

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具体的な行動を示すカード

お買い物中、楽しくなって走ってカートを押してしまうお子さまもいますよね。
楽しいことはとても良いことだと思います。
しかし、走ってカートを押してしまうことで、前に重心がかかってこけてしまったり、怪我をしたりしてしまうかもしれません。
他にも、押していた本人だけでなく、棚に当たって商品を壊してしまったり、他の人にぶつかってしまったりする危険性もあります。

そんなときに使えるのが、絵カードです!

「歩いてカートを押しているイラスト」の絵カードをお子さま見せることで、自然と絵を真似して歩くことを促すことができます。

絵カードを見せる時の注意点

絵カードを見せる時、注意点がいくつかあります。
まずひとつ目が、「走らない」という事を伝えるために『走ってカートを押しているイラスト』を見せながら「危ないから走っちゃダメだよ」と伝えることです。
「走っているイラスト」を見せてしまうと、視覚情報として「走る」が優先されてしまい、「走っていいんだ!」とお子さまが理解してしまう可能性があります。

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「走っているイラスト」を見せてしまうと、視覚情報として「走る」が優先されてしまい、「走っていいんだ!」とお子さまが理解してしまう可能性があります。
また、「歩いてカートを押しているイラスト」を見せてもお子さまが走ってしまう場合は、「走っているイラスト」に×を描いて見せてあげましょう!

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お買い物中に店内を歩き回ってしまうお子さまには、次に向かう場所(レジや駐車場等)の絵カードで見せてあげることで見通しが立ち、必要以上に歩き回ることがなくなるかもしれません。

まとめ

このように、絵カードは今回紹介させていただいた買い物の時だけではなく、他にも使える場面がたくさんあります。
お家の中でも、外出時でも、たくさん絵カードを使って「していいこと」「してはダメなこと」のお子さまと一緒に理解をしていきましょう!

また、絵カードはお子さまと一緒に作ってみても楽しいかもしれないですね★
ぜひ、参考にしてみてください♪

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