PARCひがしおおさかでは、10月30~31日の2日間、集団療育でのハロウィンイベントを開催しました!
このイベントでは、子どもたちに6つのプログラムにチャレンジしてもらいました。
一つひとつの療育に”ねらい”があるので、ご紹介します。
まずは「蜘蛛の巣くぐり」についてです。
ハロウィンプログラム①蜘蛛の巣くぐり
普段は保護者スペースとして使用しているお部屋が!なんと!今日は運動スペースに大変身!
スタート地点には、スズランテープやゴムを張り巡らせて、リアルな蜘蛛の巣を表現してみました。
また、ゴールまでのルートには、ウレタンブロックや風船・ボールを設置し、障害物を避けながら進むコースを作りました。
特にゴール手前にはクライミングネットを置き、進むにはちょっと工夫がいるボコボコ道を作成しました。
「蜘蛛の巣くぐり」にチャレンジ!
蜘蛛の巣くぐりは一人ずつの挑戦です。
お友達がチャレンジしている間、その姿が気になりつつも、みんな自分の順番が回ってくるまでしっかりと待つことができていました。
また、スズランテープやゴムが頭や顔に当たらないよう姿勢を低くしたり、いつもよりゆっくり動いたりと、お子さま自身で考え、工夫してチャレンジできていました★
「蜘蛛の巣くぐり」で身につける3つの力
①順番を待つ力
②色々な感触に触れ合い、感覚を養う力
③身体の各部位に意識を向けることでボディーイメージを高める力
「蜘蛛の巣くぐり」の結果
蜘蛛の巣くぐりにチャレンジでして、お子さまたちのさまざまな「できた!」がありました。
たとえば、蜘蛛の巣や障害物の隙間を見て
- 自分の身体が通れそうな場所を探す
- どれくらい姿勢を低くすると糸に当たらずに通れるのか考える
- どのルートを進めばゴールにたどり着けるのか予想する
など、自分の身体の動かし方や見通しを立てることを意識してチャレンジすることができていました!
自分自身の身体に意識を向けながら運動することで、大きさや手足位置・長さを自然と認識することができてきます。
また、身体の各部位にスズランテープやブロック・風船・ネットなどのさまざまな感触が触れることで、自分の身体のアウトラインを意識できます。
これは、特にボディーイメージを高める効果を期待できます。
写真は、イベントを以前から楽しみにしていたお子さまで、事前にスタッフと一緒にコースを考えてくれ、そのコースを実際に自分で挑戦している様子です。
まとめ
今回はハロウィンイベントの中でも「蜘蛛の巣くぐり編」についてご紹介しました。
「蜘蛛の巣くぐり」は、お子さまが自分自身で「どうやったら通れるんだろう?」と考えたり工夫したりしながらチャレンジしてくれました!
自分で考える・工夫する力は、日常生活の中でもたくさん活躍してくれる力です。
ぜひ、おうちでも「どんな風にゴールしたの?」「どこを一番工夫した?」など、お子さまに聞いてみてあげてくださいね!
ハロウィンイベントのプログラムは他にもあるので、随時紹介していきます★