暖かな日差しに春の訪れを感じる今日この頃。早いもので2022年ももう3月ですね。
今日は「PARCひがしおおさか」で行ったイベントをご紹介します。
2月のイベントといえば2月3日の「節分」ですよね!
あなたは豆まきしたり恵方巻は食べたりしましたか?
「PARCひがしおおさか」では、
・鬼的当て
・ボウリングで鬼を倒そう!
・鬼の顔つくり
の3つの節分イベントをみんなで遊びましたよ(^^♪
節分イベントを開催している間はPARCの至るところに鬼たちがいたので、登園してきた子どもたちはたくさんの鬼にびっくりしつつも「やっつける!」と気合十分でイベントに取り組んでくれました( *´艸`)
節分イベント①力加減と距離感を育む「鬼的当て」
まずは物を投げる力加減と距離感を育むことができる「鬼的当て」イベントのご紹介です。「大きなお口を開けた鬼に豆を食べさせよう!」
この遊びは、決められた場所からPARCの色んな所にいる鬼の口に向かって豆を投げるイベントです。
投げる豆は「大きさ」も「重さ」もバラバラなので、
・軽い豆は弱い力で投げる
・重い豆は強い力で投げる
といった力加減が遊んでいる内に自然と学べるようになっています。
また、鬼がいろいろな場所にいるので、その都度投げる距離も変わってきます。
「この豆をどれくらいの力で投げたら、黄色い鬼の口に投げ込めるかな?」
投げる力は投げるものの重さだけでなく、距離も重要になってきます。
そのため、自分と鬼の距離を目で測る必要があります。
「これくらいの距離かな?」
「力が強すぎたかな?」
「真っすぐじゃなくて、ふわっと投げた方がいいかな?」
苦戦しつつも何度も挑戦して、そのたびに試行錯誤を繰り返しながら子どもたちはコツを掴んでいきました。
力加減や距離感のほかにも、思いがけず諦めないチャレンジ精神も見せてくれました!
節分イベント②ルールの理解や眼球運動を鍛えるなど、たくさんの力を育む「ボウリングで鬼を倒そう!」
2つ目のイベントは、ボールを転がして立ちはだかる鬼軍団を倒す「ボウリングで鬼を倒そう!」です。このイベントも「鬼的当て」と同様に、決められた場所からボールを転がして鬼軍団(ピン)を倒します。
鬼にはそれぞれ点数が決められており、より高得点を目指すなら点数が高い鬼を狙って倒さなければなりません。
中には「蹴った方がいい点数が取れるんじゃ?」と投げずに「蹴る」という工夫を取り入れるお子さまもいて、柔軟性に富んだイベントとなりました♪
「ボウリングで鬼を倒そう!」イベントで育む力【例】
「ボウリングで鬼を倒そう!」イベントには、たくさんの力を育む秘密が隠れています。①指を使ってボールをしっかり「持つ」力
②投げる位置(印)を守ることで「ルールの理解」に繋がる
③目標のピンをしっかり「狙う」力
④ボールの動きを目で追う「眼球運動」を鍛える
⑤倒れたピンを数えることで「数字の概念を学ぶ」
というように、1つのイベントだけで5つの力を育むことができます。
複数人で遊ぶことで「順番を待つ」「お片付けする」力を育む
PARCでは同時に2名までのお子さまが利用しています。また、きょうだい一緒に通っているお子さまもいます。
このように、お友達やきょうだいと一緒にイベントで遊ぶことで
①自分の順番が来るまで「待つ」
②遊んでいるお友達やきょうだいを「応援する」
③遊び終えたら、次の子のためにおもちゃを「片付ける」
など、みんなで一緒に遊ぶ楽しさや、複数で遊ぶ時の「ルール」や「マナー」の理解にも繋がります。
あえてランキング形式にすることで「積極性」を身につける
イベントはランキング形式にしました。理由としては、大きく2つあります。
①ランキング用紙に自分の名前や点数を書くことで「書字」に繋げる
②あえて順位を付けることで「積極性」を身につけてもらう
書字に苦手意識がある子どもにも楽しく字を書いてもらう工夫
字を書くことが苦手だったり抵抗感があったりするお子さまでも、ランキング表に自分の名前が載り、点数を書き込むことでランキングが上がっていくため、自分から字を書いてくれる子が増えました!
あえて順位をつけて「積極性」を育む
あえて順位を付けることで「1位を取りたい!」といった気持ちを引き出し、「積極性」を育めるようにイベント設計しました。たとえば、T君は前回1位だったのに、翌週PARCに来ると2位にランクダウンしていました。
T君はショックを受けていましたが、それ以上に「リベンジする!」とやる気を燃え上がらせていました。
「負けたくない!」という気持ちが積極性に繋がった瞬間ですね。
節分イベント③想像力と発送力を自然と身につける「鬼の顔つくり」イベント
工作が好きなお子さまも楽しめるように「鬼の顔つくり」イベントも同時開催しました。集中したいお子さまが落ち着いて取り組めるとともに、運動が大好きなお子さまのクールダウンタイムとしての役割もあります。
自分で鬼の色を選んで、顔パーツのスタンプを押したり、クレヨンや色鉛筆で顔を描いたり。
最後は角をのりで貼って完成!
人は創作活動をすることで、自然と「想像力」と「発想力」を膨らませます。
また、自分で1つの作品を完成させることで「自分でできた!」という「自信」と「達成感」が得られます。
一つひとつは小さいかもしれませんが、このように成功体験をたくさん積むことで、子どもたちは「好き!」「得意!」を更に伸ばしたり、工作に苦手意識を持たずに楽しく表現したりすることに繋がります。
完成!いろんな顔ができあがりました(*^-^*)
まとめ
2月の節分イベントは楽しんでくれましたか?今後も3月はひな祭り、4月はお花見、5月は端午の節句・・・というように、季節の行事を遊びや製作を通して子どもたちに思いっきり楽しんでもらいたいです!
来月もおもしろイベントを計画しているので、お楽しみに♪
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