お子さまの「考える力=思考力」を伸ばしたいと考えている保護者さまは多いと思います。
これからの社会には、ただ指示されたことを行うだけではなく、自分で物事を考えて解決できる人材が必要だと言われています。
それには思考力、つまり『考える力』が必要になります。
では、どうすればお子さまの「考える力」を伸ばすことができるのでしょうか?
「考える力」という言葉の意味について
「考える力」とは、その言葉の通り「自分の頭で考える力」ということです。自分の頭で考えることによって、自分自身の意見を表に出せるようになります。
とはいえ、考えることをすぐに習慣づけるのはなかなか難しいことですよね。
しかし、実は、毎日の生活の中で「考える力」を育てることが可能なんです!
そこで今回は、「考える力」を伸ばす方法をいくつかご紹介します。
子どもの「考える力=思考力」を伸ばすために大切な3つこと
園や学校など教育の場では「考える」ということについてさまざまなアプローチが行われていますが、「考える力」を育むためにはご家庭でも大切にしなければならないことがあります。
1.ゆっくり考える時間を設ける
お子さまに何かを聞かれたとき、すぐに答えを言って会話を終わらせてしまうことはありませんか?答えを知って学ぶことも大事ですが、思考力を鍛えるためにはまず、お子さまが1人でじっくりと考える時間が必要です。
ここで大切なことは、大人が先回りして答えを与えてしまわないことです。
そして、お子さまが出した答えがたとえ間違っていたとしても、最後まで話を聞く姿勢を崩さず、お子さまからたくさんのアイデアを引き出すことを意識してみましょう!
2.なるべく口や手を出さない
お子さまが困っていたり手が止まっていたりすると、ついつい手助けしたくなりますよね。しかし、お子さまはまさに今、自分の頭で考えて思考力を高めている真最中です。
自立する力・考える力を養うなら手助けせず、ぐっと我慢して見守ってみましょう。
3.間違っていても止めない!
「試行錯誤する」ことはとても大切なことです。お子さまが「こうかな?」と思ったら、それがもし間違っていても1度挑戦させてあげましょう。
①試す
↓
②検証する
この順序立てがとても重要で、結果が予想と違っていても「こうしたらこうなるのか!」という因果関係を学ぶことができます。
むしろ失敗して試行錯誤した方が考える力を高めていきます。なぜなら、「考える力」の伸び率は回数・時間と比例しているからです。
※因果関係:2つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。
まとめ
ご家庭での考える力を育むために大切なことをいくつか紹介しましたが、普段の生活の中以外でも考える力を伸ばすおすすめの方法があります。それは、自然と気付きや疑問が得られるおもちゃで考える力を引き出す方法です。
遊んでいるうちに発見や気付き・疑問が生まれ、自然と考える習慣が身に付きます。
そんな知育玩具の1つとして、次回は「クアドリラ」という知的玩具をご紹介します!
次回ブログ「子どもの「考える力」=「思考力」を伸ばすおもちゃと年齢別の遊び方」
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