夏の暑さも和らぎ、秋の匂いや気持ち良い風が感じられるようになりました。
「PARCひがしおおさか」では、8月29日~9月3日の1週間を「夏祭りウィーク」と題して、夏祭り企画を開催しました(^^)/
普段の療育には、どれも子ども達の成長に繋がる「ねらい」があります。
夏祭りでも多くの「ねらい」を立て、それらが達成できるようにスタッフ同士で話し合いながら準備を進めてきました。
今回は、夏祭りで取り組んだ遊びの内容や「ねらい」についてお話します٩(・∀・)و
☆夏祭りの出し物☆
<ゲーム>ヨーヨー釣り・ボールすくい・的あて
<ごっこ遊び>たこ焼き・焼きそば屋さんごっこ
<製作>かき氷づくり
療育イベント①ヨーヨー釣り
力加減を調節できるようになる
フックを使ってヨーヨーの先に付いた輪ゴムに引っかける時や持ち上げる時に、勢いよく引き上げてしまうとヨーヨーが飛んで行ってしまいます。
そうならないように、ヨーヨー釣りを楽しむ中で力加減を学んでもらいました!
また、力加減を調整するような遊びを行うことで、脳を刺激するだけでなく、感情をコントロールする部分も活性化されます。
つまり、幼児期から児童期にかけて、遊びの中で力加減の調整を行うことは、生きる力を支える「健やかな身体」「豊かな心」を育む上での基礎となります。
療育イベント②ボールすくい
目と手の協調に繋がる
ボールすくいは、まずボールを目で見て、それから手ですくいあげますよね。
目で見て手で取るという動作は、目と手の協調に繋がります。
この動きを習得すると、ご飯を食べる時にスプーンですくう動作やペンを持って字を書く動作など、日常生活の動きがスムーズに行えるようになります。
療育イベント③的あて
年少さんや年中さんはボールを使って、年長さんや小学生のお子さまは射的で的を狙いました!
指の巧緻性に繋がる
射的の動作は、
- 小指で銃を固定する
- 人差し指で引き金を操作する
といった様々な動作が一度に求められるため、自然と手先の巧緻性向上に繋がります。
※巧緻性とは?・・・指先の器用さを表した言葉で、ハサミを使ったり、折り紙を折ったり、積み木を積んだりする際に指先を上手に使う力のことです
達成感を積み重ねられる
的を倒すことができれば「できた!」という達成感を味わえます。
達成感を味わうことは、子ども自身の自信に繋がり、「他のことにも挑戦してみよう!」という積極性を育むことができます。
療育イベント③たこ焼き・焼きそば屋さんごっこ
より実物に近づけられるよう、たこ焼きや焼きそばはスタッフの手作りです!
しかもこのたこ焼き、実は新聞紙からできているんですよ( *´艸`)
想像力と発想力に繋がる
子ども達に店員さん役をお願いすると「まかせて!」と店員さんになりきって取り組んでくれていました。
焼きそば屋さんでは、スタッフが「卵もお願いします!」と伝えると「分かりました!少々お待ちください!」と元気に返事をして、しっかり注文に応えてくれていました(*^-^*)
このような「誰かを真似る」「何かの役割を演じる」とき、子どもたちは「どうやったらそれっぽくなるかな?」と想像力をたくさん働かせます。
「おままごと」や「○○屋さんごっこ」は一見、目の前の遊びをただ楽しんでいるように見えるかもしれませんが、しかし、考えながら役を演じることで、子ども達の想像力や発想力はぐんぐん育まれているんですね。
そして、役になりきることで他者に感情移入し、人の気持ちを理解しようとすることが「人を思いやる心」に繋がっていきます。
ごっこ遊びは決まった形に囚われることが無い遊びなので、自然とお子さまの豊かな想像力と発想力を養うことができます。
療育イベント④かき氷作り
綿の上に注射器やスプーンを使ってシロップに見立てた色水をかけて、かき氷作りをしました。
力加減と物の扱い方を知る
さまざまな道具に触れて、それぞれの道具に合った扱い方や力加減があると知ることは、脳に良い刺激を与えるだけでなく、「物を正しく扱うこと」「物を大切に扱うこと」に繋がります。
特に小学生未満のお子さまには、普段の生活ではあまり触れることのない注射器や綿など、さまざまな道具や素材に触れてもらうことで、小学生から始まる図工にも抵抗なく取り組めるようになることも目的の中に取り入れました。
子ども達が作ってくれたかき氷は療育スペースに飾りましたよ☆
療育スペースに入ってくるとき、たくさんのかき氷が見えて、夏の暑い日にはとっても涼しげな気持ちになりました♪
夏祭りイベントを通しての「ねらい」
これらの活動には、共通する「ねらい」があります。
それは「集中力を養う」ことです。
お子さまが集中力を発揮するには「楽しさ」や「面白さ」が必要不可欠です。
子ども達にとって、遊びは簡単に楽しさを見出すことができ、集中力を高める練習にもなります。
これにより、苦手なことするときにも、上手く「楽しさ」や「面白さ」を見出し、集中力を高めることに繋げやすくなります。
☆達成感を持てるために、もうひと工夫☆
夏祭りを楽しんでくれたお子さまには、降所前にシールを貼り達成感を得られるように工夫しました(^^)/
まとめ
夏祭りウィークの6日間、子ども達が目いっぱい楽しみながら学び、そしてすべてのイベントに集中して取り組んでいる姿がとっても印象的でした。
これからも行事や季節にあった魅力的なプログラム作りをしていきますので、お楽しみに(*^^)v
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