PARCウィル城陽では、近くの公園や河川敷に出掛けて、お散歩やおやつを食べたりしています。
パルクウィル城陽に通っているお子さまたちはみんなお散歩が大好きで、いつも良い笑顔を見せてくれています( *´艸`)
大人でも、外へお散歩に行くとなんだか気分が晴れやかになってリラックスできますよね。
実は、その効果は脳機能やホルモンの分泌に関係しているんです。
今回は、お散歩が身体に与えるさまざまなメリットについてご紹介します。
[関連記事│お散歩で楽しみながら社会ルールや自己選択を身に付ける]
お散歩が子どもに与える5つのメリット
1.五感が刺激されて脳の成長を促す
五感とは、嗅覚・味覚・視覚・触覚・聴覚のことを言います。
それぞれ鼻・口・目・肌・耳などから受け取った情報を脳に送っています。
その情報は脳の中でさらに様々なことに繋がり、脳が活性化されて成長が促されます。
脳が活性化されることで、子ども達は色んな発想ができるのです。
[例]
・嗅覚:鼻で木々やお花の匂いを感じる
→ (発想)「この前のお散歩のときと違う匂いがする」「この匂いはどんなお花の匂いだろ?」
・味覚:季節の食材を口で食べる、花の蜜を吸って舌で甘みを感じる
→ (発想)「また栗ご飯が食べたくなってきちゃった!」「サルビアの蜜とスミレの蜜の味って違うの?」
・視覚:鳥や空の変化を目で見る
→ (発想)「空が暗くなってきたから早く帰ろう」「鳥はどうして飛べるの?」
・触覚:風がふわふわ当たる感覚、砂のざらざらした感触を得る
→ (発想)「風が冷たい~!上着を着よう!」「この砂ならきれいな砂団子が作れそう!」
・聴覚:虫や動物の鳴き声を聞く
→ (発想)「おもしろい鳴き声が聞こえる!大きい虫かな、小さい虫かな?」「近所のわんわんが鳴いてる!明日お母さんと一緒に見に行ってみよう!」
このように、外界からのさまざまな刺激を受けることで脳は成長していきます。
2.体力や筋力が向上する
お散歩は、お子さんにとって、身体の基礎的な動きや場面に合わせた身体の使い方を経験する場でもあります。
たとえば、
- 階段や坂道を登る
- 地面に落ちている葉っぱを発見してしゃがむ
- 木にいる虫を捕まえようとして背伸びする
など、様々な動きや使い方を経験し、覚えていきます。
また、これらの動きは大人にとってもメリットがあり、生活習慣病の予防や足の浮腫の改善に繋がったりもします。
3.コミュニケーションの場となる
外でだからこそ感じられる感覚や新しい発見があります。
それらを話題にして親子の会話を広げたり、お散歩をしている他の人にあいさつしたり交流したりと、新しいコミュニケーションの場にもなります。
4.気分転換になる
一定のリズムで運動することで、脳からセロトニンというホルモンが分泌されます。
セロトニンには、
- 精神が安定する
- 活動モードに切り替えてくれる
- 睡眠の質が向上する
といった効果があり、お散歩をすると気分が晴れやかになるのは、このセロトニンのおかげなんですね。
セロトニンは朝日を浴びることによって分泌される量が増えるので、特に朝のお散歩がおすすめです☆
5.骨が強くなる
骨を強くするにはカルシウムの摂取ももちろんですが、日光を浴びたり骨に体重を掛けたりすることも大切です。
特に重症心身障害のお子さんは、自分で座ったり立ったりすることが難しい場合もあるので、骨に体重を掛ける機会がなかなかなかったりします。
そこで、お散歩をすることで日光を浴び、骨の生成を促して骨が脆くなることを予防します。
まとめ
お散歩には、子どもにも大人にもメリットがたくさんあります!
これから寒くなる季節ですが、気温の変化や植物の変化なども1つの楽しみとして、ぜひお子さんとのお散歩を楽しんでください( *´艸`)
PARCウィル城陽でも、引き続きみんなでお散歩を楽しんでいきます♪