これまでに、PARCウィルで働く療法士と看護師の役割についてお話してきました。
今回は保育士の役割についてご紹介します(*^-^*)
[関連記事]
「重症心身障害児向けの児童発達支援・放課後等デイサービスにおける看護師の役割とは?」
【https://parc.medi-care.co.jp/blog/167】
「重症心身障害児向けの児童発達支援・放課後等デイサービスにおける療法士の役割とは?」
【https://parc.medi-care.co.jp/blog/180】
保育士の仕事とは?
PARCウィル城陽・PARCウィル伏見には現在5名の保育士がいます。
保育士といえば「保育園の先生」というイメージを持つ方が多いのでしょうか。
しかし実は、保育士は保育園や児童館以外に
- ベビーシッター
- 福祉施設
- 病院
- アミューズメント施設のスタッフ
など、働く場所は多岐にわたります。
そしてここ「PARCウィル」も保育士の資格を活かすことができる職場の1つです!
PARCウィル城陽・PARCウィル伏見にいる保育士も、以前の職場は、保育園だけでなく、児童館や病院、療育園とさまざまです。
児童発達支援・放課後等デイサービス「PARCウィル」ってどんな施設?
PARCウィルは、肢体不自由や医療的ケアが必要な重症心身障害のお子さまが通う通所施設です。
現在は、1歳児さんから高校生までの幅広い年齢のお子さまが利用しています
お子さま一人ひとりの状態やその日の体調、ご家族のニーズに合わせて療育やケアを行っています。
「保育」と「療育」の違いとは?
保育とは、就労や家庭の事情などの理由でご家族以外によるケアを必要としている乳幼児期の子どものケアを目的としています。
療育とは、発達に何らかの困難を抱えた子どもを対象とした発達支援、自立支援を目的としています。
PARCウィル城陽・PARCウィル伏見では、お子さま一人ひとりに合わせた個別支援計画を作成し、スタッフ全員で共有しています。
どのスタッフもそのお子さまに合わせた療育ができるよう日々の引継ぎや情報の共有を欠かしません。
PARCウィルでの保育士の役割
PARCウィル城陽・PARCウィル伏見では、遊びを通した療育の時間をとても大切にしています。
保育士は、その療育内容に合った遊びを考え、楽しく療育を進められるように組み立てていくことが主な仕事です。
保育士はイベント企画に欠かせない!
日々の遊びはもちろん、季節に合わせたイベントや制作も保育士が企画しています。
- どんなことをお子さまに経験してほしいか
- 療育の”ねらい”を決める
- 目標の設定
保育士だけでなく、スタッフみんなで相談して決めていくところもあります。
お子さまの個性や特徴に合わせて準備をするので、同じ遊びでもその方法はさまざま。
どんなお子さまにも楽しんでもらえる環境設定や雰囲気づくりも保育士の大切な役割の1つです。
お子さま一人ひとりの反応はそれぞれ違いますが、表情や言葉、動きをよく見て「どんな気持ちかな?」「楽しめているかな?」と常に考えながら療育を行っています。
療育内容を考えるのも保育士の仕事の1つ
PARCウィルでは、保育士と看護師・療法士、児童指導員など多職種が話し合いを重ね、より良い療育ができるよう協力して進めています。
遊びに必要な物を作ったり、ストレッチやリトミックを行う際、正しい姿勢で遊べるように調整してもらったりと、それぞれの強みを活かした療育を展開しています。
さらに、スタッフ全員がお子さまと一緒に療育を楽しむことで、その気持ちや楽しい雰囲気がお子さまへの良い影響になればと考えています。
まとめ
今後もPARCウィル城陽・PARCウィル伏見に通ってくれるお子さまが「楽しい!嬉しい!できた!」という気持ちをたくさん感じてもらえることを目標としています。
保育士が考えたさまざまな遊び共有していきたいと思っています。
また、PARCウィル城陽では、施設内での療育以外にも、ご自宅で療育行う「居宅訪問型児童発達支援」も行っています。
「PARCウィル」は、ご家族の不安な気持ちや心配ごとに寄り添いながら、安心してお子さまを預けていただける場所を目指しています。