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「てんかん」ってどんな病気?その特徴と児童発達支援・放課後等デイサービスでの対応

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「てんかん」とは?

「てんかん」とは、脳の神経細胞(ニューロン)に突然発生する電気的な興奮によって、意識障害やけいれんなどを発作的に起こす慢性的な脳の病気をいいます。
過剰興奮が脳のあちこちで起こるため、その場所に応じて症状も様々なものとなります。
また、発作の原因が分かっているものを「症候性てんかん」と呼び、分かっていないものを「特発性てんかん」と呼びます。

 

「てんかん」の特徴

「てんかん」がある人は、100人に1人程度の割合となっています。
さらに、一生の内に1回、あるいは数回しか発作を起こさない人もおり、その人たちを含めると、その数は人口の約5%にもなると言われています。

 

てんかんの種類「全般発作」と「部分発作」

てんかんは大きく分けて「全般発作」「部分発作」の2種類に分けられます。

 

①全般発作

突然発症し、全身が硬直したり手足がガクガクとけいれんしたりするなどの症状がみられます。
発作がはじまると本人の意識はなくなり、30分~1時間程度の睡眠に移行することがほとんどです。
発作直後は意識がもうろうとしているため、物にぶつかったり転倒したりしてケガをしてしまうこともあります。

 

②部分発作

部分発作には「単純部分発作」と「複雑部分発作」の2種類があります。
<単純部分発作>
本人は意識があるため、発作中のこともすべて覚えています。
症状としては、目の前がチカチカしたり、手足がピクピク動いたり、頭痛・吐き気を覚えたりするなど様々な症状があります。

<複雑部分発作>
意識が徐々に遠のいていき、周囲時の状況が分からなくなるような意識障害がみられる発作が起こります。
本人に意識はありませんが、体が倒れてしまうことはほとんどなく、ボーっとしたり、口をもぐもぐしたり手を叩くなど無意識に同じ動作を繰り返す症状があります。

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児童発達支援・放課後等デイサービスPARCウィル城陽での「てんかん」の対応

PARCウィル城陽に通っているお子さまの中にも、「てんかん」を持った子がいます。
発作の種類は多岐に渡り、種類によってはしばらく様子を診るものと、早期に対応しなければいけないものがあるので、ご家族と一緒にお子さまのてんかん発作時の対応を確認し、本人に合わせた対応を行っています。
また、お子さまによってはPARCウィル城陽に併設しているメディケア・リハビリ訪問看護ステーション城陽から訪問看護も行い、自宅での発作時の対応や発作後の様子などを共有し、より適切で素早い対応ができるよう連携しています。

 

まとめ

PARCウィル城陽では、定期的にスタッフ全員でてんかん発作の対応について勉強し、情報を共有しています。
「てんかんを持っているけど、デイに通って大丈夫かな…」と心配されているご家族も多いと思います。
PARCウィル城陽では「てんかん」を持っているお子さまも、そのご家族も安心して通っていただけるサポート体制を構築しています。

 

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