毎年行われている「関西キッズ機器展」。
今年はPARCウィル伏見・PARCウィル城陽・PARCウィル交野に所属している看護師1名と療法士6名(理学療法士4名、作業療法士2名)で行ってきました。
関西キッズ機器展とは
関西キッズ機器展は、障害を持つお子さまが使用する車いすやバギー、歩行器、姿勢保持具といった福祉用品から、呼吸器など医療機器、そして雨具やスタイ、自助具、クッションなどの日常で必要な機器・商品を展示・販売しているイベントです。
今回の関西キッズ機器展では、特別イベントとして福祉車両の展示やコミュニティ案内などもありました。
どんな人が行くの?
当事者であるお子さまとそのご家族が多いです。
ほかにも、子どもに関わる療法士や技師装具士、私たちのような児童発達支援・放課後等デイサービスのスタッフも新しい情報を得るために参加しています。
「今は買い替えるものがないしなぁ」
「行っても、何を見ていいかわからないかも…」
という方でも、一度にさまざまな物を見ることができるので、「こんなのもあるんや!」「こんなにコンパクトになるバギーがあるの!」と新しい発見がたくさんあり、これからの参考にもなると思います。
キッズ機器展の魅力
魅力①:たくさんの機器を実際に試すことができる!
福祉機器展では、たくさんの業者さんがブースを出しており、そこで実際に製品を試すことができます。
バギーなどを製作するとき、かかりつけ医の病院でもいくつか気になる製品を試すことができるかと思います。しかし、実際に試乗しようと思うと数に限りがありますよね。
それがキッズ機器展では、気になるものがあれば時間が許す限りいくつも試すことができるんです!
魅力②:直接業者さんとお話しができる!
新しい物を作る時、かかりつけの病院と提携をしている技師装具士さんとお話しをしていくことが多いと思います。
そして技師装具士さんが装具を作る時、多くの場合はメーカーから取り寄せた製品を、最終的に細かな調整(クッションの変更・バックル変更など)を行って納品していることが多いです。
つまり、技師装具士さんとお話する機会はあっても、その基となる製品を作っている業者さんとはなかなかお話しする機会がないということです。
しかし、キッズ機器展では、製品元の業者さんがブースを出展しているため、直接お話しをすることができます。
自治体によって異なる申請方法や値段などについても、詳細にお話しを伺うことができます。
魅力③:選択肢が増える!
魅力①と少し似たお話になりますが、多くの製品を見ることができるので、「おしゃれだな~」「コンパクトで使いやすそう!」「あの製品、初めて見た!」など、新たな商品の発見や知識を得ることができます。
まとめ
キッズ機器展は、各地域で年1回程度開催されています。
機会があれば、ぜひ参加してみてくださいね!
また、私たちPARCスタッフも、お子さまやご家族と一緒に考えたり情報提供を行ったりすることができますので、いつでもご相談ください(*^^*)