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小児の訪問看護ってどんなことをしているの?


小児訪問看護 訪問看護 医療的ケア児 重症心身障害児 訪問看護の看護師 訪問看護のケア 訪問看護のサポート 看護師 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士

メディケア・リハビリでは、小児の訪問看護は「0歳から18歳のお子さま」を対象に訪問看護を行っています。

訪問看護ってなに?

訪問看護とは、看護師や理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などがご利用者宅を訪問し、医師の指示をもとに医療的ケアやリハビリを行うサービスです。
ご利用者が安全且つ、ご自身の持っている力を発揮してご自宅で生活できるようにサポートしています。

今回はその中でも、お子さまへの訪問看護=小児訪問看護の看護師によるケア・サポートについてお話します。
「訪問看護の看護師さんってどんなことをしてくれるの?」そんな疑問にお答えします!

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小児訪問看護の対象は?

小児訪問看護の対象は0歳から18歳までのお子さまです。
私たち看護師が実際に訪問しているお子さまも、生後3ヶ月の赤ちゃんから高校3年生の学生さんまでさまざまな年代のお子さまがいます。
また、お子さまだけでなく、ご家族とお話する機会も多くあります。

どんなケア・サポートをしてくれるの?

訪問看護で私たちは、次のようなケア・サポートを行っています。

小児訪問看護で行っているケア・サポート①全身状態の観察

全身状態の観察とバイタルサインの測定などで、お子さまの体調管理に努めています。
日々の経過を追い、前回の訪問時から体調に変化はないか? もし体調に異常が生じていた時は、医療機関への受診をすすめたり、その場で救急搬送を要請したりします。
日々の訪問看護で少しでも異常を感じたときは、悪化する前に早めの受診をおすすめしています。

小児訪問看護で行っているケア・サポート②医療的ケア

私たちが訪問しているお子さまの中には、生命の維持に医療機器が必要な子もいます。
例えば、口から食事をとることが難しいお子さまは、鼻から管を入れてごはんを注入したり、呼吸のサポートとして人工呼吸器を装着していたり。
そのような医療機器の取り扱いも私たちは行っています。
また、医療機器の使用方法をご家族へお伝えすることもあります。

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小児訪問看護で行っているケア・サポート③日常生活(ADL)の支援や環境調整

日常生活を送れるように、日常生活動作(ADL)も支援します。
その中でも、特に大切な「食事」「排泄」「整容支援」について具合的にお話します。
①食事面:赤ちゃんの哺乳、その方法についての相談や指導、離乳食の進め方
     摂食・嚥下の評価等
②排泄:オムツ交換、トイレでの排泄介助、導尿、浣腸等
③整容:沐浴・入浴介助、身体拭き、洗髪等
お子さまやご家族にとってより良い方法を模索し、相談・助言をしながら環境調整を行っていくことを大切にしています。

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小児訪問看護で行っているケア・サポート④家族支援

日常生活の中では、対象のお子さまだけでなく、そのご家族のサポートも必要になります。
ご家族がどのような疑問や不安を抱いるのか、困っていることはないか、気になることはないかを訪問の中で伺い、疑問や不安が少しでも軽減できるようにサポートしています。

小児訪問看護で行っているケア・サポート⑤他職種、他機関との連携

他職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医師、相談員等)と連携することで、それぞれの専門的視点からお子さまについてアセスメント・サポートすることができます。
特に私たちは、同じ事業所から訪問でのリハビリも行っていることが多いので、リハビリスタッフに適宜お子さまの状態を共有し、状態に合わせたリハビリや支援を行えるようにしています。
もちろん、他事業所や関係機関とも密に連携し、お子さまの生活がより良いものになるよう話し合いを重ねています。

まとめ

「子ども」と関わるうえでもっとも大切なことが「成長発達」です。
子どもの成長はそれぞれ。人より成長発達がゆっくりな子もいます。
その成長発達を阻害しないように、私たちがサポートしてお子さまの健康を保つことが大切になってきます。
そんなお子さまたちの成長発達を見守ることができることを私たちは誇らしく思います。

PARCやPARCウィルをご利用のお子さまであれば、PARC(パルク)・PARCウィルの看護師・療法士が訪問に伺うことも可能です(訪問状況によっては対応できない場合がございます。ご了承ください。)

今後も私たち看護師は、すべてのお子さまとそのご家族が少しでも安全に、そして安心して生活を送れるようにサポートしていきます!

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