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子どもの日常生活動作トレーニング~トイレトレーニングの工夫~

PARC パルク PARCウィル PARCウィル城陽 トイレトレーニング 重症心身障害 放課後等デイサービス 児童発達支援事業

暖冬とはいってもやっぱり朝晩は冷え込みますね。
わたしは寝るときの湯たんぽが手放せません(笑)皆さんはこの冬をどんな風に暖かく過ごしていますか?

さて、PARCウィル城陽では、ご自宅でできていることを継続してPARCウィルでも行えるように日常生活動作トレーニングに取り組んでいます!
その中でも特に「トイレトレーニング」に力を入れています。

トイレトレーニングのくふう

PARRCウィル城陽では、座ることができるお子さまにはオムツではなくトイレで排泄できるようにサポートしています。
しかし、”トイレ”という場所は意外と支えになるものがなく、便座も緩やかにカーブしているので安定して座ることが難しいです。そのため、普段お部屋などでは座ることができるお子さまでも、トイレではなかなか安定して座ることができないことがあります。

そこでPARCウィル城陽では、お子さまが安定して便座に座れるよう、さまざまな環境設定を行っています。

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体が後ろに倒れてしまうお子さま

体が後ろに倒れることを防ぐため、背中に大きなクッションを置きました。
こうすることで体が軽く前かがみの状態になり、安定します。さらに、前かがみになることで踏ん張りが効きやすくなります。

体が横に倒れてしまうお子さま

体が横に倒れてしまうお子さまには、たすき掛けのように設置したベルトで体を支えることで安心してトイレができるようにしました。

これらを行ってからは、支えがないと便座に座っていることが難しかったお子さまでも一人で座ってトイレができるようになりました。また、これまでトイレでできていなかったお子さまも一人でトイレがきるようになりしました。
PARCウィル城陽以外でも同じようにトイレができるよう、保護者さまや学校と連携してご家庭や教育の場でも継続してトレーニングが行えるように工夫しています。

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