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運動遊びが子どもの発達に及ぼす影響とは?ねらいとポイントを紹介

運動あそび 運動遊びが子どもの発達に及ぼす影響 ボール遊び 縄跳び 鬼ごっこ 体を使うあそび 心身の発達 危機回避能力 社会性を育む 児童発達支援 保育所等訪問支援 看護師 理学療法士 作業療法士 保育士 児童指導員

運動遊びは、子どもの発達にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
その”ねらい”と”ポイント”をご紹介します。

運動遊びとは?

運動遊びとは、ボール遊びや縄跳び、鬼ごっこなど、体を使う遊びのことを言います。

特に発達と成長が著しい幼児期(1歳~6歳)から児童期(7歳~12歳)にかけて運動遊びを行うことで、体の動かし方の基礎作りはもちろん、お友達と遊ぶことでコミュニケーション能力を身につけたり、自分で考える力を養ったりすることができます。

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運動遊びのねらい

運動遊びには、運動能力や体力をつけるためだけでなく、さまざまな”ねらい”があります。
「PARCじょうよう」でも、”ねらい”をしっかりと定めた運動遊びを行っています。


運動遊びのねらい①心身の発達

運動遊びは、前述した通り体の発達に効果的です。
幼児期(1歳~6歳)は体の成長・発達が目覚ましい時期のため、運動遊びでさらなる成長を促すことが期待できます。

特に「行動体力」と呼ばれる、筋力・柔軟性・瞬発力・バランス・持久力・敏捷性などの身体を動かす機能が、運動遊びをすることで自然と育まれ、身体能力を高めることができます。

また、精神面では、伸び伸びと思いっきり楽しむことで、子どもにとって運動が楽しく・面白いものになっていきます。
運動遊びでストレス発散ができ、さまざまな物事への意欲を高め、積極性を養うこともできます。

運動遊びのねらい②危機回避能力を身につける

運動能力には、走ったりジャンプしたりすることはもちろん、新しい動きを習得することや、周りの状況に合わせて的確に判断し、予測した結果に基づいて行動をすることも含まれています。
そのため、運動遊びで運動能力を向上させることは、「転んだ時に咄嗟に手を突く」や「この高さから飛んだら怪我をするかも」といった危機回避能力を養うことにも繋がっていきます。

運動遊びのねらい③社会性を育む

運動遊びは、社会適応力を高めるためにも重要な役割を担っています。
成長とともにドッヂボールや鬼ごっこなど、友達と一緒に運動遊びを行う機会が増えてきます。
その際、たとえば、お友達同士でコミュニケーションを取りながら、協力したりルールを守ったりしながら楽しく運動遊びをすることで、社会性や協調性が育まれていきます。

運動遊びにはたくさんのメリットがあります。
周りの子と比較せず、ポジティブな声掛けをして子どもの達成感や自己肯定感を高めるサポートを行いましょう。

運動遊び行う際のポイント

運動遊びをする際のポイントや注意点をおさえることで、より安全に子どもたちは楽しく運動することができます。
どのような点に気を付ければいいのか、詳しく解説していきます。

ポイント①安全点検をする

運動遊びをするとき、子どもが楽しんで遊べるように、まずは大人が安全な環境づくりをすることが大切です。

たとえば、運動マットやボールなどの道具を使うときは、ケガや事故を防ぐために安全点検を行うようにしましょう。

PARCでも、遊具を使って運動遊びを行うときは、お子さまの安全を守るために床にマットを敷いたり、周囲に障害物がないかを確認したりして、楽しくお子さまが過ごせるように環境設定を行っています。

ポイント②周りの子どもにも注意する

運動遊びでは体を思いっきり動かします。
引っ張ったり投げたり、走り回ったりするときには、周囲に他のお子さまがいないかを必ず確認しましょう。
思わぬところでの接触は大きなケガにつながりかねません。

室内や狭い場所で他のお子さまも一緒に運動遊びをするときには、「この線から向こうはBちゃんのスペースだから、行かないでね」など、範囲を決めて遊ぶ工夫をPARCでは行っています。

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まとめ

今回は、運動遊びが発達や成長にどのようなメリットがあるかについてお話しました。

思いっきり体を動かして遊ぶ機会が減りつつある現代だからこそ、PARCでは積極的に療育の中へ取り入れています。
「PARCじょうよう」では、保育士・児童指導員・理学療法士・作業療法士といった遊びと体の専門家が在籍しています。
お子さま一人ひとりの成長に合わせてさまざまな遊びを行いながら、楽しく発達を促すことができています。
この機会にぜひ、おうちでもお子さまとたくさんの運動遊びをして、さまざまな能力を養いつつ、運動する楽しさを経験させてあげてください。

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