先日、PARCふくしまで集団療育を開催しました!
今回の集団療育のテーマは「みんなで一緒に秋の自然に親しもう!」です。
秋のイベントということで、お芋掘り&きのこ制作をしました。
今回は、この2つのイベントの”ねらい”をご紹介します★
秋のイベント①お芋ほり(運動療育)
PARCのお子さまと一緒にお芋ほりを体験しました。
まずは、運動療育としてのお芋ほりの”ねらい”をご紹介します。
お芋ほりの“ねらい”
- 大人やお友達と一緒に収穫作業を行い、収穫できた喜びや楽しい気持ちを共有する
- 形や大きさ、重さに関心を持ってもらう
- 引っ張る力で力加減を身につけていく
- 書かれている文字に興味を持ってもらう
みんなでお芋を収穫
子ども達は引っこ抜いたお芋に興味津々!
「みてみて!」と共感からはじまり、「1つだけ色が違う!」「これめっちゃ重い!」と自らの感じ方や気付きを言葉で表現して教え合っていました。
また、収穫したお芋でままごとをはじめるなど、単に収穫するだけでなく、別の遊びに展開させてくれる子もいました。
秋のイベント②きのこ制作(作業療育)
秋の味覚の1つである「きのこ」を製作しました。
一人ひとりが自由に思い描いたきのこを作ってくれました( *´艸`)
きのこ制作の”ねらい”
- 想像を形にする表現力を育む
- 色彩感覚を養う
- ペンや筆を使い、手や指をコントロールする巧緻性を育む
制作で表現力を高めよう
子ども達は色んな想像できのこを表現してくれていました。
今何を思っているか伝わってきてとても素敵な作品ができました♪
集団療育「みんなで一緒に秋の自然に親しもう!」
集団療育を行うこと自体にも”ねらい”があります。
集団療育だからこそできることや、お子さまの成長を感じることができるイベントの開催を目標としています。
秋のイベント③集団療育の”ねらい”
- 秋の自然に親しみをもつ(季節感)
- 楽しくお友達とコミュニケーションをとる
- 社会生活のルールを学ぶ
- みんなで一緒に「できた!」達成感を味わう
秋の草花でビンゴ大会
ビンゴ方式で草花を見つけにお外へ行ってきました。
事業所で今日の予定やお出かけのルール・約束をしてから、いざ出発!
「あったでー!」とお友達と一緒に探す姿や、目的に草花をすべて見つけた後は「ケイドロ」などのルール遊びで身体を思いっきり動かしました。
室内ではなかなかできない遊びをたくさんして、子ども達もとっても楽しそうでした( *´艸`)
PARCに戻ってからは、みんなで採ってきた草やお花で草花ビンゴを完成させることができました!
まとめ
11月のPARCふくしまの集団療育では、初めての外出遊びも取り入れました。
外という、いつものPARCとは違った刺激を受けることで、子どもたちの五感や好奇心を育み、スタッフやお友達とのコミュニケーションもいつも以上に増えていました!
これからも季節を感じられるイベントを通して、子どもたちの「やってみたい」「やってみよう」「できた!」「やったー!」の気持ちを引き出していきます(^^)/