PARC(パルク)には、スイングやトランポリン、すべり台、ボルダリングなど身体を大きく動かす遊具がたくさんあります。
その中でも、今回は「ボルダリング」について深掘りしていきます!
ボディイメージとは?
あなたは「ボディイメージ」をご存じでしょうか?ボディイメージとは、
➀自分の身体の輪郭や大きさのイメージ
②自分の身体を動かす時のイメージ(どこまで、どんな風に動かすことができるかのイメージ)
といったイメージのことをいいます。
もし、このボディイメージの形成が未発達だった場合、
- つまずく
- 模倣が苦手
- なんだか動きがぎこちない
- 距離感がつかみづらい
お子さまのぎこちない動きには、もしかしたら「ボディイメージ」が関わっているかもしれません。
このように、自分の身体を自由自在に滑らかに動かすには、ボディイメージの発達が大切な要素となっています。
そして、ボディイメージを育む遊びの1つが「ボルダリング」なのです。
子どものボディイメージを育む遊び「ボルダリング」
我々はボルダリングを登る時、
「あのストーン(足場)まで手が届くかな?」
「足はどこに置いたらいいかな?」
と自分の身体を意識しながら手や足、筋肉を動かしています。
このように、
- 自分の腕はどこまで届くのか?
- 足を目的の石まで移動するにはどのように動かせばいいのか?
PARCでは、小さな子たちも自分からボルダリングにチャレンジしてくれることがたくさんあります。
身体が小さいため、まだ1人で頂上まで登ることが難いこともありますが、そんなときはスタッフが身体を支えながら「手はここ」「足はこっち」という風に、手足に触れながらストーンに置いていくことで、普段はあまり意識することがない手先や足先のボディイメージを育むことができます。
ボディイメージだけじゃない!PARC(パルク)でのボルダリング遊び
ここからは、「PARCふくしま」で子どもたちが自分で考えてくれた、ボルダリングを活用した遊びをご紹介します。
ボルダリング遊び①「色・数字探し」
ボルダリングにはカラフルなストーンがたくさん付いているので、色への興味を深める子もいます。色の名前を言いながらストーンにタッチしたり、ストーンの色と形から「○○みたいだね」とイメージを膨らませたりしながら楽しんでいます。
また、PARCのボルダリングストーンの中には数字が隠れているものもあります。
数字が好きな子は、自分から数字に気づいてくれることもあります。
たくさんのストーンの中から1~10までの数字を探しながら順番にタッチしたり、スタッフと「2はどこ?」「6あった!」とクイズを出し合いながら数字探し競争をしたりすることもあります。
ボルダリング遊び②「的当て」
ストーンを的に見立てて「的当て」を楽しんでくれる子もいます。カラーボールを使ってボールとストーンの色を合わせながら的当てをしたり、台の上に立ってバランスを取りながらボールを投げてみたりと、登るだけでなく投げる楽しさを感じながら体幹トレーニングができる遊びを展開してくれいています。
そんな姿を見て、PARCふくしまではボルダリングのスペースで活用にできる「くっつく的当て」を作ってみました(^^)/
子どもたちは的にたくさんボールをくっつけようと頑張ってくれていますよ。
まとめ
普段、ボルダリングに触れる機会はあまり多くないかと思いますので、PARCに来た時は、ぜひ思い切りボルダリング遊びを楽しんでくださいね!子どもたちとスタッフで、さまざまなボルダリング遊びを開拓していきたいと思います♪