「子どもが手洗いをなかなかしてくれない………」
そんなご相談が保護者さまからよくあります。
清潔を保つことの大切さはもちろん、感染症が流行っている昨今では特に「手洗い」って気になりますよね。
そこで今回は、子どもの「手洗い」についてお話します!
子どもが手洗いをしない理由
外出先からの帰宅後、手を洗わずにまっすぐ部屋へ行って遊ぼうとするお子さまも多いのではないでしょうか?
手洗いを促したり注意したりしても、なかなか手洗いをしてくれないことはよくある光景です。
大人から見れば、手を洗えば「綺麗になる」ということが分かっています。
しかし、子どもの立場からすると目に見えないバイ菌を落とすということが少し分かりにくいのかもしれませんね。
「どうして手を洗うの?」という理由が理解しにくいため、手洗いをせずに遊んでしまうのかもしれません。
そこで、子どもが楽しく「手洗い」を習慣化できるポイントをお伝えします٩( 'ω' )و
子どもが主体的に「手洗い」に取り組める環境作り
まず、どうすれば「手洗い」に興味が持ってもらえるのでしょうか?
子どもは、「楽しい!」と思えることには率先して参加してくれます。
つまり、子どもが自発的に手洗いをしたくなるような、楽しい環境設定が大切になってきます。
イラストや文字で「手洗い」に安心と楽しさを!
手洗いをする場所にイラストや文字で手を洗う手順を示した「手洗い表」や「踏み台」などがあると、安心して手を洗うことができるようになり、取り組みやすくなるかもしれません。
そして、手洗いができた時はたくさん褒めてあげましょう!
「手を洗ったら褒めてもらえる!またやってみよう!」と「手洗い」をポジティブなもとして捉えてくれます(^^♪
感覚遊びで「手洗い」を楽しくするグッズ
子ども達が手洗いを習慣化していくために、手洗いグッズを使うのも良い方法です。
たとえば、「手洗いスタンプ」やおうちで作れる「ぷるぷる石けん」などがあります。
手洗いスタンプでは、「スタンプが消えるまでしっかり洗おうね!」というように、視覚で見て分かりやすく、ゲーム性もあるので楽しんで手洗いができます。
ぷるぷる石鹸は、ぷるぷるした感触や形の変化を楽しみながら手洗いができます。
また、スタンプや石けんのボトルにシールを貼ることで特別感を演出したり、手洗いができたらスタンプラリーにシールを貼ったりすると、習慣化しやすくなり、子どもも自信と達成感を得られるようになります。
楽しく手洗い!ぷるぷる石鹸を作ってみよう!
ぷるぷるとしたかわいい石鹸は、子どもたちが自発的に手を洗いたくなるような石鹸です。
子どもと一緒に手作りするとより興味が湧き、手洗いが積極的になるかもしれません。
ぜひ一緒に作ってみましょう!
材料
- ボウル
- ボディソープ 40ml
- ゼラチン 5g
- 水 20ml
- 食用色素(好きな色)
- シリコン型や紙コップなど好きな型
作り方
①ボウルに水20mlをいれてゼラチン5gを入れます
このとき、水とゼラチンをしっかりと混ぜましょう。
しっかり混ざっていないとゼラチンの固まり方にムラができてしまいます。
②好きな色の食用色素を入れましょう
色の濃さなどは食用色素の量で調整できますので、子どもと相談しながら色を作っていきましょう。
③色の付いた水にボディソープ40mlを混ぜます
※水とボディソープの割合は1:2です。
ボディソープの割合が多くなると柔らかくなり、水が多いと泡立たなくなるので注意が必要です。
④混ぜ合わせた石鹸水を電子レンジにいれて500Wで20秒程温めましょう
⑤シリコン型や紙コップなど、好きな型に作った石鹸水を流し込んで冷蔵庫にいれて3時間程冷やします
冷蔵庫から出して、まだ柔らかいようであれば、もう1~2時間程冷蔵庫に入れて様子を見てください。
⑥型から外して完成!
まとめ
今回は、「手洗い」についてお話しました。
手洗いを習慣化することは、毎日何かを「積み重ねる」ことにも繋がっていきます。
子どもは家族のことをよく見ているので、まずは自分が楽しんで手洗いしてみることで、子どもが興味を持ってくれるかもしれません。
ぷるぷる石鹸作りと合わせて、ぜひお試しください!