視覚支援とは?
「視覚支援」と聞いて、皆様はどのようなイメージが浮かびますか?
簡単に言うと、視覚支援とは「ぱっと見てわかりやすい支援」であり、「誰にでもわかりやすい支援」と言われています。
実は、私たちの身近にもたくさんの視覚支援が存在しています。
例えば、このような物があります。
- ゴミ箱
- 階段
- 撮影禁止
- メニュー表
視覚支援のメリット
イラストや写真があるだけで、どのように行動したら良いかが明確にわかります。
言葉だけで聞くよりもどんな物なのかが具体的にイメージしやすくなりますよね。
視覚支援を使うことで、他にどのようなメリットがあるのか紹介していきたいと思います。
メリット①「わかる」ことが増えて「できる」ことが増える
視覚支援(スケジュール表、手順表、場所の目印など)があることで、見通しが立つことや状況への理解度が高まることや、曖昧なもの(時間や立ち位置など)が見えるようになることで不安感が軽減され、安心して生活できるようになります。
また、安心することで物事への集中力が高まったり、わかることで能動的な行動にも繋がったりします。
能動的な行動が増えることで、色々ことにチャレンジする経験や「できた!」という達成感や自信を感じる経験も増えていくでしょう。
メリット②コミュニケーションが楽しくなる
絵カードも視覚支援の1つです。
言葉+絵カードを使うことで、相手の伝えたいことを理解しやすくなることや自分の気持ちを伝えやすくなるというメリットがあり、コミュニケーションが楽しくなり、人と関わることへの意欲も高まっていきます。
PARCふくしまにある視覚支援の紹介
PARCふくしまでも、色々な視覚支援を使っているので紹介していきたいと思います。
どこで靴を脱いだらいいのかが明確になります。
身だしなみイラスト→どのような身だしなみが正解かがわかりやすくなります。
見通し表→見通し表を見ることで、次に何をするかを思い出すことができ、行動がスムーズになります。
掃除をしているので待ってほしいということが、イラストを使うことで一目で見てわかりやすくなります。
言葉+写真も入れることで、手順が具体的にイメージしやすくなります。
まとめ
視覚支援は、私たちの身近にも溢れており、視覚支援があることで私たちは生活がしやすくなっています。
もし、お家でも視覚支援を作ってみたいと思うことがあれば、いつでもご相談くださいね。