近頃はSNSの影響もあり、「知育」についてのいろいろな情報を見ることができるようになりました。
それにより、「おうちいく」という言葉もできるくらい「知育」が注目されています。
また、知育が注目されると同時に「モンテッソーリ教育」というものも注目されるようになってきました。
実は「モンテッソーリ教育」には、PARCの療育と通じるところがたくさんあるんです!
子どもが同じ遊びを繰り返す、モンテッソーリ教育の「集中現象」
モンテッソーリ教育には「集中現象」と呼ばれるものがあり、子どもたちの発達にとって欠かせないものとなっています。「集中現象」とはその名の通り「子どもが何かに強く集中し、同じ遊びを繰り返すある一定の期間」のことをいいます。
お家でも「ずっとこの遊びをしているなぁ…」と思われる時期がありませんでしたか?
まさにその時、その子は目の前の遊びに集中し、試行錯誤しながら自分のチカラにしようとしているのです。
集中現象は、
- 興味関心を持つ
- 自己選択する
- 繰り返し集中する
- 達成する
「集中現象」を見守ることで子どもの自信や達成感に繋がる
モンテッソーリ教育の「集中現象」を図にすると、次のようになります。もしかすると、イラストを見て場面がイメージできた方もいるかもしれません。
子どもが集中しているとき、私たち大人ができることはただ一つ。
「見守ること」です。
とはいえ、
「こっちの方が良いんじゃない?」
「そのやり方じゃうまくいかないよ」
「一人で遊ぶより一緒に遊ぼうよ」
大人は自分の経験から色んな声掛けをしたくなります。
しかし、その子は今まさに、
- 自分の手を使い
- 目を使い
- 身体を使って
「最後までできた!」
「わかった!」
「一人でできた!」
その想いが子どもたちの自信や達成感に繋がっていきます。
子どもが達成したことは最大限に褒める
モンテッソーリ教育を確立したマリア・モンテッソーリもこのような言葉を残しています。達成感が生まれた時には、きっと満面の笑みでそして目をキラキラ輝かせて
「できたよ!見て!」
と表情で、言葉で、身体全体で訴えてくれると思います。
その時こそ最大限に褒めてあげてください。
認めてもらえたことで「またやってみよう!」という想いに繋がっていくはずです。
おうちで簡単に取り入れられるモンテッソーリ教育
では、実際におうちで「モンテッソーリ教育」の要素を取り入れるにはどうしたらいいのでしょうか?大切なことは、
興味関心をそそる、自己選択できる環境
「自分で選んだ」ということが子どもの達成感に繋がりやすくなります。ご家庭だとどこに何があるのかが明確なので、子どもたちも選択しやすいかもしれませんね。
繰り返しできる集中しやすい環境づくり
何度も繰り返し行い、遊びに没頭することが大切です。注意が逸れやすい子には、
- 壁向きにする
- 仕切り(ダンボールなどで)で壁を作る
また、この時に大切なことは、大人が集中を妨げないことです。
子どもが困っているときに一緒にやってみて、「提示」するなどのサポートはOKです。
子ども自身が「できた!」と達成感を得られることが大切
ここが一番大切なところです。最後までやりきるということが大切なのです。
大人はついつい手や口を出してしまいがちですが、「見守る」ことが最も大切です!
お手伝いはOKですが、最後の最後は子どもを主役にしてあげてくださいね。
その最後のお手柄が達成感に繋がりますよ。
まとめ
一見、ただ一緒に遊んでいるように見えても、「PARCにしのみや」のスタッフは- 声掛けのタイミング
- お手伝いをするタイミング
- どうしたら子どもたちの達成感に繋がるのか
- 子どもたちに響く声掛けの仕方
- タイミング
- 達成感に繋がる関わり方
秘密を知りたい方は、ぜひスタッフに尋ねてみてくださいね。