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児童発達支援・放課後等デイサービス「PARC(パルク)」の相談援助とペアレント・トレーニングとは

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PARCでは、基本的に親子通所をお願いしています。
その理由として、「相談援助」「ペアレント・トレーニング」があるからです。

 

PARCの「相談援助」とは

子育ての悩み事の解決・選択肢の提案

PARCの相談援助では、保護者さまからご自宅での様子や、園・学校などでの集団生活の様子を伺っています。
その中で、お子さまが「できるようになったこと」「まだ難しいこと」を伺うとともに、保護者さまの子育ての悩みや不安なども聞いています。
というのも、お子さまの状況や発達が一人ひとり違うように、家庭や学校での生活も人それぞれ。一人ひとりの状況と生活に合わせて、保護者さまと一緒に解決するための手立てや選択肢をご提案するからです。

 

保護者の時間確保(レスパイト)

PARCの相談援助には、保護者さまのレスパイト的な意味もあります。
子育てをする毎日は慌ただしく、日々を振り返る余裕がないことも多いかと思います。
そこで、PARCに来ている間は保護者さまにも一緒にこの一週間を振り返ってもらい、お子さまの成長やご自身の成長などを実感してもらうサポートを行っています。
流れゆく生活の中で「ほっ」と一息ついてもらい、見逃してしまっていたお子さまの「できた!」を見つける時間に繋げています。

 

ペアレント・トレーニング=子育て支援

ペアレント・トレーニングとは、保護者が子どもとより良い関わり方を学びながら、日常の子育ての困りごとを解消し、楽しく子育てができるように支援する保護者向けのプログラムのことです。
ストレスや深刻な悩みを抱える家族を支援する方法の1つとして、アメリカのカルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)神経精神医学研究所のハンス・ミラー博士によって1974年に開始されました。

 

ペアレント・トレーニングの基本的な考え方

  • 望ましくない行動は無視
  • できない行動は手助け
  • できるようになった行動は褒める
  • 千里の道も一歩から
  • 罰はできるだけ使わない
家の中や外出先などで、子どもが「してほしくない行動」をとる場面に遭遇することがあると思います。
そんな時、つい感情的になって子どもを怒ったり怒鳴ったりしてしまうことってありますよね。また、それでも止めなければ諦めて放っておくという手段を取ることもあるかと思います。
しかし、実はそのような対応をすると「してほしくない行動」は減るどころかエスカレートしてしまうことがあります。
まずは、どのようなきっかけやタイミングで子どもは「してほしくない行動」をとるのか?
そして、その時の大人の対応と子どもの直後の対応を知る必要があります。

 

ペアレント・トレーニングの目標行動

PARCのペアレント・トレーニングでは、まず保護者さまと一緒に「目標行動」を決めています。
目標行動とは、子どもに「やめてほしい行動」と「できるようになってほしい行動」を具体的なイメージとともに目標設定することです。
目標とする行動は、
  • これからの生活においても身につけておいてほしい行動
  • 他の場面にも応用できそうな基本的行動
  • 家庭で取り組むことができ、保護者が観察しやすく、子どもと一緒に関わることができる行動
  • やめてほしい行動やできるようになってほしい行動が複数ある場合は、優先順位をつける
  • 目標行動は必ず子どもと共有する
上記を念頭に置いて、私たちPARCスタッフと一緒に決めていきましょう(*^-^*)

 

PARCの実例│「やめさせたい行動」の分析と目標行動達成のための対応

R君は外出先で待っているとき、じっとしていられず大声を出して走り回ってしまうことがしばしばあります。
時には周りの子どもにぶつかってしまい、トラブルになることもありました。
そこでまず、PARCスタッフと保護者さまで「R君はどうして大声を出してしまうのか?」について分析しました。

 

目標行動

静かに待つことができるようになってほしい

 
大声を出すきっかけ

わいわいガヤガヤと騒がしいところに行くと大声を出てしまうことが多い

行動の内容

Rくんが大声を出すことで周りも騒いでしまい、ますますR君は騒いで走り出してしまう

直後の大人の行動

Rくんに静かにするよう、大声で注意する


R君の行動を細かく分けたところで、気付いたことを共有しました。
  • わいわいガヤガヤしたところでは、R君は混乱して何をすればよいのか分からなくなってしまうのでは?
  • 大声で注意されたことでますます混乱してしまい、走り出してしまうのでは?

目標達成のための段階的対応
  • まずは、あまり騒がしくない所で静かにする練習を始める
  • R君が待つ位置を分かりやすく示す(床に紐を置いたり、線を目印にしたりする)
  • Rくんが静かに並ぶことができたときの様子を写真や動画で見せる
  • 静かに待つことができれば、すかさず褒める

上記対応を行って2ヶ月。
現在、R君は段々と静かに待つことができるようになってきています(^^)/

 

まとめ

PARCでは「親子一緒に」を基本に療育を行っています。
その理由は、「相談援助」と「ペアレント・トレーニング(=子育て支援)」を行っているからです。
忙しい日々の中ではなかなか子どもの成長や自分自身のことを振り返る余裕がないこともあるかと思います。
PARCに来ている間は保護者さまにも「ほっ」と一息ついていただき、普段は客観的に見ることが難しいお子さまの行動を外側から見て、新たな「できた!」や保護者さま自身の成長を振り返ってもらえればと考えています。
また、「こんなときはどうしたらいいの?」とお子さまのことでのお困り事や気になることをPARCスタッフと一緒に共有し、解決策や選択肢を探っていきましょう!
 

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