11月3日(金)の集団療育では、PARCではじめての音楽会を開催しました♪
智子先生のピアノに合わせて「とんぼのめがね」や「ひげじいさん」を歌ったり、「おもちゃのチャチャチャ」のリズムに合わせてどんぐりマラカスを演奏したり。
お母さんやお父さんにも参加いただき、とってもにぎやかな音楽会になりました。
後半では、西宮市で活動されているヘルマンハープの演奏グループの方々にお越しいただき、演奏会を開催しました!
ヘルマンハープとは、1987年にドイツのヘルマン・フェーさんがダウン症の息子さんに楽器を弾かせてあげたいと開発した弦楽器で、楽器の本体と弦の間に楽譜を挟み込み、上から楽譜の印に従って弦を弾くことで、音符が読めなくても演奏することができるというものです。
指先でぽーんと弦を弾いてはじまった演奏。「きらきらぼし」や「大きな栗の木の下で」が優しい音色で奏でられ、波紋のように室内へと広がるきれいな音にみんなじっと聞き入っていました。
実際の音色は動画でどうぞ!
そして、演奏会後はヘルマンハープを実際に体験!
写真のようにヘルマンハープの楽譜は●や〇といった簡単な記号で書かれています。ですので、五線譜が読めなくても記号の通りに弾くだけでちゃんとしたメロディーになるのです。
「こうやって指で弦をはじくんだよ」演奏方法を教わりながら実際にヘルマンハープに触れる顔は真剣そのもの。そして時折詰まりながら、けれども最後まで弾ききった時の表情はパッと晴れやかでした。
今後も「PARCにしのみや」ではもちろん、12月オープン予定の「PARCあしや」でも音楽会を開催していきます。
次回開催の際は、ぜひご参加ください!