
PARCウィル東大阪には
- 看護師
- リハビリ専門職
- 保育士
をはじめ様々な職種が在籍しています。
PARCウィル東大阪の最大の特徴は看護師がいることで常時的な医療的ケアが必要なお子さまを万全な体制で受け入れられること、そしてリハビリ専門職が在籍しており、姿勢評価やストレッチ、運動を日常的に行えることです。
今回は、日頃どのような連携を行い、またそれをどのように療育へとつなげているのかをご紹介します。
PARCウィル東大阪での身体評価と療育の仕方①姿勢の評価
拘縮や筋緊張、手術後の体位制限などにより、取れる姿勢が限られているお子さまも多くいらっしゃいます。
また、重症心身障がい児や医療的ケア児は、自力で体を動かすことが難しく、1日の多くを寝たまま過ごす傾向があります。
その結果、関節の拘縮や可動域の制限が進んでしまうことも少なくありません。
PARCウィル東大阪では、看護師や療法士が日々の様子を観察しながらお子さまの状態をアセスメントし、うつ伏せ、座位、立位など無理なくとれる姿勢を評価・検討しています。



取れる姿勢が増えることで、活動の幅が広がるだけでなく、
- 拘縮の予防
- 可動域の維持、拡大
- 褥瘡などの皮膚トラブルの軽減
- 排痰ドレナージの促進
といった効果も期待できます。
PARCウィル東大阪での身体評価と療育の仕方②体幹など各部位の強化
腹筋や背筋などの体幹が強化されることで、寝返りが打てるようになり、上肢の筋力がつくことで頭をあげる・体を起こすといった動作が可能になります。
さらに、座位や立位など、段階的にできる動きが増えていきます。
在宅酸素、経鼻胃管チューブ、胃婁、人工呼吸器などを装着しているお子さまのついても、看護師が事前に身体状況をアセスメントしたうえで、リハビリ専門職の評価、そして保育士による療育へと進めていきます。
実際に通い始めて約1年が経過したお子さまでは、
・寝返り時に顔を上げる時間が延び、追視や腕を伸ばす動作が増えた
・1人で座れなかったお子さまが、座位を保持できるようになり、短時間のつかまり立ちが可能になった
など、多くの成長が見られています。

また、バランスボールや、バランディスクを使用し、体幹強化やバランス感覚の向上にも取り組んでいます。
体幹が安定することで、より安定した座位や立位へと繋がります。

PARCウィル東大阪での身体評価と療育の仕方③歩行練習
保護者の方のご希望、ご指導のもと、歩行練習も行っています。
- ウォーカーを使用した歩行
- 手引き歩行
- 前後から支える介助歩行
など、お子さま1人ひとりにあった方法を取り入れ、スタッフも介助しやすい形で行っています。
下肢の筋力を維持することで、
- 階段昇降
- トイレ動作
- 入浴時の浴槽跨ぎ
など、日常生活動作の幅も広がっていきます。
PARCウィル東大阪に通ってくださるお子さまは、歩行練習やマット登りなどを楽しみながら取り組んで下さる方が多く、笑顔あふれる時間となっています。

PARCウィル東大阪での身体評価と療育の仕方④マッサージやストレッチ
運動だけでなく、マッサージやストレッチもとても大切にしています。
「身体が硬いと怪我に繋がる」と聞いたことはありませんか?
まさにその通りで、動かせる範囲が狭いと無理な動きになり、関節や筋肉を傷めてしまう原因になります。
また、痛みや不安感、恐怖心に繋がってしまうこともあります。
拘縮や筋緊張が多い場合には、運動前にマッサージやストレッチを取り入れ、安心して身体を動かせるよう配慮しています。

多職種で支える、安心・安全な療育環境
看護師やリハビリ専門職が日々お子様の様子をアセスメントし、状況に応じて適切な評価を行うことで、
保育士や他職種、そして保護者の方が安心してお子様と関われる環境づくりを行っています。
PARCウィル東大阪では、
楽しみながら活動すること、そして何よりもお子様の安全を第一に考えることを大切にしています。
スタッフ一同、協力しながらお子様の成長につなげていければと考えています。
施設情報
PARCウィル東大阪
〒577-0843
東大阪市荒川3-29-26
TEL:06-4309-7326
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