9月6日、7日に新潟県で行われた「第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会」に、PARCから古里ST・亀澤PT・佐々木OT・保育士 大澤の4名が参加しました!
PARCの保育所等訪問支援で摂食嚥下機能が向上!
発表のテーマは「学校教育場面でのスキルミクス*が摂食嚥下機能向上をもたらした1事例」です。
PARCの保育所等訪問支援を実際にご利用しているお子さまへの取り組みについてお話しました。
これまで自治体の講演会など、様々な機会をいただいて紹介してきた「PARCの保育所等訪問支援」の取り組みですが、学会での発表は今回が初めて。
遠く新潟の地でどんな方がどんな風に聞いてくれるのか、期待と緊張感に包まれながらポスター発表でした。
*スキルミクス=チーム医療
この発表でお話しさせていただいた事例は、
- 姿勢を保ったまま食事をすること
- 食べることに意欲を持つこと
- 手と目の動きを合わせて食器具を使用すること
が苦手だったお子さまに対して、保育所等訪問支援で行った取り組みです。
実際に小学校の給食場面に同席させていただいた中で見えてきた課題を多職種で共有・評価して、学校や家庭、先生や保護者の方も取り組めるかたちのアプローチを検討しました。
ポスターの前には集まってくれた多くの方に、限られた時間の中ではありましたが、私たちの取り組み・想いについて発表することができました。
質疑応答の時間には、
- 食形態や安全面への配慮
- 直接的な訓練を行っているか
など、いくつかの質問をいただき、学校というフィールドでのアプローチ方法やお子さま自身の生活に根差したサポートを目指していることを伝えました。
学会を終えて
療育の各専門職が在籍している強みを活かしながら、子ども達が最も長い時間を過ごし、成長する場である学校・園の教職員の方と連携を行い、より良い地域支援を目指していきたいと決意を新たにする2日間でした!