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真似っこ福笑い遊びのねらいとは?子どもの自主性とコミュニケーション能力を身につける


東大阪市の児童発達支援 東大阪市の放課後等デイサービス 東大阪市の保育所等訪問支援 こどもの自主性 こどものコミュニケーション能力向上

PARCひがしおおさかでは、「真似っこ福笑い」というおもちゃを作成しました。
今日は「真似っこ福笑い」のねらいや遊び方を伝えていきます(^^)/

真似っこ遊びとは?

真似っこ遊びとは、人や動物、イラストなどの真似っこをして楽しむ遊びの方法をいいます。
解放感を味わったり、表現する楽しさを知ったりすることができる遊びの1つです。
また、笑ったり、泣いたり、怒ったりなどの「表情」はコミュニケーションツールの1つにもなります。
お子さまはまず、この真似っこ遊びから他者や自分の表情を知り、表情にどんな意味があるのかを考えはじめます。
そして、これらの経験を通して、他者の表情から感情を読み取る力が付くようになっていきます。

 

「真似っこ福笑い」の遊び方

まずは、好きな形の目と口のパーツを1つずつ選んでもらい、いつもの「福笑い」をしてもらいます。

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福笑い完成後、ここからが「真似っこ福笑い」遊びになります。
完成した福笑いの表情を真似っこしてもらい、顔の筋肉やお口の形を変える感覚を覚えて行ってもらいます。

最初は鏡で自分の表情を確認したり、大人が真似をして見せてあげたりすると真似っこしやすいですよ♪

慣れてきたら、お子さまが苦手な発音の練習ができる表情にも挑戦してみてもいいですね。

目を瞑ってパーツを選ぶのも、どんな表情になるのかスリルがあっておすすめです☆

また、「今日はどんな気持ちかな? 作ってみよう!」など、大人がお題を出して遊ぶこともできます。
できあがった顔はどんな気持ちの表情なのかを言葉にして伝えることも、お子さまにとってコミュニケーションを身につける大切な機会になります。
そして、この真似っこ遊びが段々と高度になってくると、おままごとや人形遊びなどの「ごっこ遊び」に発展します。
真似っこ遊びは、お子さまの「やってみたい!」という気持ちや「自分でする!」という自主性を育てることもできる遊びなので、お家でもぜひ取り入れてみてください(*^_^*)

 

「真似っこ福笑い」のねらい

真似っこから始まる子どもの成功体験

お子さまは真似をすることによって、新しいことに挑戦をしたり、出来なかったことができるようになったりします。
最初は大人が取り組んでいる姿を観察し、徐々に「同じ事をしたい!」という欲求が生まれていきます。
最初は上手くいかないことも多いと思いますが、周囲に励まされたり、褒められたりすることで、少しずつできるようになっていきます。
これが「成功体験」となり、お子さまの自信に繋がっていきます。

観察する力が身につく

表情を上手に真似るためには、まず目や口の形をよく観察することが必要です。
そのため、相手の細かい部分までよく観察する力が身につきます。
同じ形を自分の顔で一つひとつ再現していくことで、顔のパーツを意識することができるようになります。

発音に必要なお口周りの筋力トレーニング

楽しみながら発音に必要なお口周りの筋肉のトレーニングや、舌を器用に動かす練習ができます。
<写真1>は「あ、い、う、え、お」の口の形です。
<写真2>のように舌を動かせるようになると、サ行やラ行など舌の複雑な動きが必要な音も上手に言えるようになります。
<写真3>は、プクッと頬を膨らませた表情です。
この口の動きは、バ行やパ行の発音に必要な筋肉を鍛える事が出来ます。

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             <写真1>

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             <写真2>

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             <写真3>
 

まとめ

今日は「真似っこ福笑い」についてお話しました。
「真似っこ福笑い」は、遊びながら顔のパーツを認識することができ、更に発音に必要なお口周りの筋肉のトレーニングや舌を器用に動かす練習ができるのでオススメです。

また、表情から人の気持ちを正確に読み取ることは大人でもなかなか難しいものです。
しかし、表情から他者の気持ちを想像して言葉を掛けたり、言葉で上手く伝えられなくても、表情で表現したり、表情の使い方を知っておいたりすることはとても大切です。
これからも「真似っこ福笑い」を通して、お子さまが遊びの中で色々な表情に気付き、関心を持つ事ができればと思います!

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