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身体も頭も使う遊び「ハイハイ鬼ごっこ」のねらいとは?4つの力を養おう!

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「PARCひがしおおさか」では、よく「ハイハイ鬼ごっこ」という遊びをします。
実はこの遊び、幼児期に経験しておきたい動きがたくさん詰まった遊びなんです!

今日は「PARCひがしおおさか」で行っている「ハイハイ鬼ごっこ」で養われる力についてご紹介します(^^)/

 

ハイハイ鬼ごっことは?

鬼ごっこといえば、私たち大人も「子どもの頃によく遊んだなぁ」と思い出す遊びの1つですよね。

鬼ごっこには「高おに」や「色おに」、「バナナおに」などさまざまな種類があります。ルールはそれぞれ少しずつ違いますが、基本的には追いかける役割の”鬼”に捕まらないように逃げる遊びです。

「PARCひがしおおさか」でも、最初は走って行う普通の鬼ごっこをしていました。
しかし、遊具などもあり、室内で遊ぶには少し危険がありました。
そこで、鬼ごっこを展開させ遊び「ハイハイ鬼ごっこ」を提案することにしました!

「ハイハイ鬼ごっこ」は文字通り、ハイハイして行う鬼ごっこのことです。

立って走り回る鬼ごっこと比べて危険が少なく、安全に楽しく遊ぶことができ、且つ、遊ぶ中で養われる力もたくさんあるんですよ!

 

ハイハイ鬼ごっこで養われる力

①身体をコントロールする力を養う


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鬼に捕まらないためには、逃げる方向を変えたり、急ブレーキをかけたりしますよね。
また、場合によっては速さも調節しながら逃げます。

ハイハイ―――つまり四つ這いの姿勢を取っているとき、私たちは倒れないようにバランスを取ったり、転ばないように手足で踏ん張ったりとよりさまざまな力を使います。

成長するにつれ、人はハイハイの姿勢を取ることが少なくなります。
だからこそ、ハイハイの姿勢は日常生活ではあまり経験しない動きがたくさん詰まっており、さまざまな身体の動きをコントロールする力に繋がっていきます。

 

②協応動作を養う

「協応動作」とは、目と手、手と足など2つの部位を同時に使う動作のことをいいます。

ハイハイには、この「協応動作」である2つの部位を同時に動かす動作がたくさん入っています。
たとえば、ハイハイは手と足を同時動かして前に行ったり後ろへ行ったり、時には横に移動したりします。
また、進行方向に障害物がないかなどを確認するために、手足を動かしながら目も使います。

このように、ハイハイを行うことで「協応動作」を養うことができ、

  • 落ちている物を拾う
  • 転んだ時に咄嗟に手をつく

などの危険回避能力も培うことができます。

最近は早い時期に立てる赤ちゃんが増え、ハイハイの時期が短くなってきている傾向にあります。
ハイハイでしっかりと「協応動作」を養う前に歩行動作に移行してしまいうため、2~3歳のお子さまの間で、転んだ時に受け身などを取る「危機回避能力」が低下傾向にあるとの研究結果もあります。

 

③予測したり考えたりする力を養う


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鬼から逃げ切るためには、鬼の動きをよく観察する必要があります。

鬼がどちらに動くのか、自分はどこに逃げるのか。
更には障害物や人にぶつからないようにしたり、鬼に見つからないような場所を選んだりと、遊びながら「考える」⇔「判断する」ということを繰り返し行います。

また、ひとつのことに夢中になって約束ごとをうっかり忘れてしまったり、周りが見えにくくなったりするお子さまもいます。

そんなお子さまには、ハイハイ鬼ごっこの前にまず、

  • 揺らしたスイングに当たらないように
  • ハイハイをしながら逃げる

という2つのことに注意を向けながら遊ぶなど、スモールステップから始めるように工夫しています。

 

④肩周りの筋肉を鍛えることができる


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ハイハイの姿勢は、体重の多くを肩回りから腕で支えることになります。
肩回りの筋肉は、姿勢の保持や手先の巧緻性、書字動作などに繋がってくるため、これらを鍛えることは日常生活動作のスムーズさにも繋がってきます。

特に書字動作や手先の巧緻性には、肩甲骨の固定や肩関節を柔軟に動かせることが重要になってきます。

肩甲骨の固定には、僧帽筋や菱形筋、肩甲挙筋、前鋸筋などの筋肉が必要となり、肩関節を動かすためには、三角巾や大胸筋などの筋肉が必要となります。
ハイハイの姿勢は、これらの筋肉を鍛えるにはもってこいの動作です。

 

まとめ

身体も頭も使って遊ぶハイハイ鬼ごっこ。
身体をコントロールする力を養ったり、肩回りの筋肉を鍛える事ができたりと、養える力がたくさんあります!

また、身体能力だけではなく、心に深く関わる中脳や間脳を育て、大脳前頭葉を大きく発達させることにも繋がるので、ハイハイの姿勢を取り入れることに年齢は関係ありません。
ハイハイを始めた赤ちゃんから、年少さん、年中さん、年長さんはもちろん、小学生以上のお子さまにもさまざまな点で有用です。

このように、いろいろな力を養いながら楽しく遊べる「ハイハイ鬼ごっこ」を「PARCひがしおおさか」では引き続き療育に取り入れていきます(^^)/

 

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