子どもと一緒に絵本を楽しもう！年齢別の絵本の楽しみ方とおすすめの絵本

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PARCでは、子どもたちが夢中になって絵本を読んでいる姿をよく見ます。
じっと集中して絵を見ているお友達や、絵本の登場人物の動きを模倣するお友達、「○○見つけたよ！」と嬉しそうに報告してくれるお友達など、みんな自分のスタイルで絵本を楽しんでくれています。
このように、絵本にはいろいろな楽しみ方があり、その楽しみ方に正解も不正解もありません。

とはいえ、たくさんの絵本がある中で、

「この子にぴったりの絵本は何だろう？」
「今の年齢だと、どんな本を選んだら良いのだろう？」

という疑問を持っている保護者さまも多いのではないでしょうか？
今回は、そんな絵本への疑問についてお答えします。

年齢別│子どもの絵本の楽しみ方

子どもたちが絵本のどのようなところに注目し、面白さを感じているのかを年齢別で見ていきましょう。
※絵本の楽しみ方はそれぞれです。あくまでも目安として捉えてください。

０～１歳頃の絵本の楽しみ方

この時期の子どもたちは、まだ言葉の内容をよく理解していません。
そのかわり、目で見て分かりやすいイラストや耳から聞こえる音の変化にとても敏感です。
そこでおすすめなのが、絵と音の変化が楽しい絵本です。
絵は、見せたいものが大きくはっきりと、シンプルに描かれていて、色や形もはっきりとしているものがおすすめです。
音はリズミカルに歌うように読めて、小さい子どもの耳に入りやすい破裂音や擬音語(ぱぴぷぺぽ、ブーブー、ざあざあなど)がたくさん入っているものだと、最後まで楽しく読むことができると思います。

１～2歳頃の絵本の楽しみ方

この時期になってくると、記憶力がアップしてきます。
そのため、絵と音をシンプルに楽しむ段階から、簡単なストーリーを楽しむことができるようになります。
ストーリーの次の展開を予測して楽しみ、自分の予想が当たると嬉しくなったり喜びを感じたりします。
ページをゆっくりとめくりながら、子どもが絵を見た後に大人が言葉を添えてあげることで、自分の予測が当たったかどうかを能動的に確認することができます。
また、この頃は身体を動かすことが大好きな時期でもあるので、絵本に出てくる動きを真似っこして遊ぶのもおすすめです(*^-^*)

2～3歳頃の絵本の楽しみ方

この頃になると活発に動けるようになり、身の回りのことへの興味が大きくなってきます。
お散歩やお風呂、ママパパのお手伝いなど、身近なものを題材にした絵本がおすすめです。子どもたちは、絵本の中に出てくる身近な物・事を自分の生活に当てはめて考えることができるので、着替えや食事、トイレなど生活の中で行う動作を「自分でやってみたい！」と思うきっかけの1つにもなります。
また、ストーリーをしっかりと読み込むことができるので、子どものペースに合わせて読んであげましょう。

4歳以上の絵本の楽しみ方

4歳頃になると、自分の意見を主張できるようになり、絵本の好みもはっきりとしてきます。
お友たちとの関わりを題材にした絵本や、好奇心旺盛な主人公が活躍する絵本などもおすすめです。
お友達とのやり取りを描いた絵本では、「自分ならどうするのかな？」と考えるきっかけになります。また、主人公が冒険をしたり、色々な体験をしたりする絵本は、子ども達好奇心を満たして新たな興味関心を育み、想像し、考える力へと繋がっていきます。
さらに、イメージする力が育ってくる5歳以降になると、複雑で長い物語も楽しめるようになってきます。
絵ではなく、言葉で表現されている部分をイメージしながら楽しむことで、子どもたちの想像力はどんどん膨らんでいきます。